EVENT/REPORTLOCAL VENTURE LAB 21.12.29

ローカルベンチャーラボ第5期デモデイが開催されました

2021年5月からスタートした「ローカルベンチャーラボ」プログラム第5期。半年間の学びの集大成になるデモデイが、12月11日(土)12日(日)の2日間にかけて開催されました!5期生たちはどのような2日間を過ごしたのか、その一部をレポートします。

メンターやラボ生同士の協働、つながりを改めて模索した1日目

1日目は、ラボ生の相談事にメンターとラボ生が一緒にアイデアを出し合う「ピッチ&ブレスト」からスタート。

「都市部の高齢化が進んだ場所でも、ホッとできる街を実現するには?」
「犬を学び場に介在させることで、子どもたちのサードプレイスが作れないか」
「好きな土地でオーダーメイドの観光ツアーをつくっているが、関係人口をさらに増やすためにできることは何か」
「実家の仏壇業を継ぐ際に、『祈り』をキーワードにどんな取り組みができそうか」
「アーティストたちと一緒に、島の資源を活用して365日の暮らしを楽しめる教室をつくるためのアイディアが欲しい」
「地域資源を学ぶ謎解きイベントを開催してきて手応えを感じている。学び場以外にもコラボレーションできる場所はないか」

といったテーマで、それぞれチームに分かれアイデアを出し合いました。

ブレスト後には、あるラボ生の活動地域で謎解きイベントを開催できないか挑戦することになったという報告も。それぞれが新たな発想や発見、協働の機会を得て、「ピッチ&ブレスト」の時間は終了しました。

次に設けられたのは、島根県雲南市で活動する5期生・平井佑佳さんをホストとしてスタートした「森あそびラボ!研究プロジェクト」のこれまでの活動報告、今後に向けた仲間募集の時間です。

「森あそびラボ!研究プロジェクト」は、山林空間を自由な発想で徹底的に活用する実践をしたいプレーヤーと、山林を多様に活用して価値を生み出してもらいたい所有者や自治体とを巻き込み、山林をもっと魅力的にするための創発を広く深く行う機会をつくることを目的に生まれたプロジェクトです。

(※詳細はこちらから。来年度以降も「50年後の森検討会」として、実際に森林活用を進めている企業や起業家、自治体からの参加者らで森林活用の勉強会を中心に活動を継続予定です)

この1年、山林にまつわる相談事を囲んで参加者らとアイディアを出し合う「Beyondミーティング」を2回開催、検討会も3回にわたり開催してきました。

1日目の締め括りとなったのは、半年間のプログラム内では最後となるゼミの時間です。翌日の事業プラン発表に向けてピッチの練習を全員で行うゼミもあれば、半年間の総まとめを行ったゼミも。ラボ生からは、「この半年間でずいぶん見える景色が変わった」といった振り返りの声も聞こえてきました。

卒業ではなく「入学」。ローカルベンチャーラボのコミュニティネットワークをこれから活かしていくための2日目

2日目は、39名全員が全員の前で半年間磨いてきた事業プランを発表する1日でした。発表者は90秒という制限の中でプランを伝え切り、聞き手となった38名は事務局が準備したコメントシートへコメントを残していく形で発表者へ言葉を残します。

全員が発表を終えると、スタンダードチャータード銀行 在日代表兼最高経営責任者の浅井勇介さんよりご講評をいただく時間に(ローカルベンチャーラボが2021年度より参加しているStandard Chartered Bankの不平等解消のためのグローバルイニシアチブ「Futuremakers」の詳細は、こちらのプレスリリースをご参照ください)。

スタンダードチャータード銀行 在日代表兼最高経営責任者の浅井勇介さん

講評の中で浅井さんは、ご自身のキャリアのご変遷、故郷・熊本への思いとローカルベンチャーラボの取り組みを重ね、ラボ生たちに励ましの言葉を贈ってくださいました。

90秒ピッチという挑戦についても、社内のエレベーターで出会ったキーパーソンに短い時間で自分自身や自社のビジネスなどについてプレゼンする手法「エレベーターピッチ」の例えからその価値を語ってくださり、デモデイ終了後にはエレベーターピッチを練習し合う機会を早速つくることにしたというラボ生の声も聞こえてきたほど。

そうして講評を終えると、いよいよ半年間のプログラム終了の時間に。プログラム自体は終わりとなる一方で、これから“始まる”ローカルベンチャーラボコミュニティの“使い倒し方”について、メンターである寺井元一さん(株式会社まちづクリエイティブ 代表取締役)、山元 圭太さん(合同会社喜代七 代表)、事務局でプログラムディレクターの伊藤から鼎談形式でお伝えする時間となりました。

2段目が寺井元一さん、右上が山元圭太さん、左上が伊藤。

実は、山元さんはラボ2期生であり、2〜5期を通してメンターとしてもローカルベンチャーラボに関わられ続けてきました。そうした山元さんの体験談の紹介から、具体的に1〜4期生らがプログラム終了後どのようにローカルベンチャーラボコミュニティを活用し、事務局であるNPO法人ETIC.や関係団体であるローカルベンチャー協議会、先輩起業家でもあるメンター陣、ラボOBOGらと関係性を築き協働してきたのか、具体例を交えながら語られました。

「この半年間は、ローカルベンチャーラボコミュニティへの入学許可をもらうための時間で、今日がローカルベンチャーラボコミュニティへの入学式」。そうした3人からのメッセージで、半年間のプログラムは締め括られました。

ローカルベンチャーラボコミュニティは、年々新しいメンバーを迎え豊かさを増しながら、日本各地を舞台にした協働を生み出し続けています。次回6期生の募集は、2022年3月からスタート予定。ご関心をお持ちの方は、ぜひ公式SNSをフォローしてみてください!

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