EVENT/REPORTLOCAL VENTURE LAB 22.07.27

島根県雲南市へのフィールドワークを実施しました

7月に入り、コロナ対策を行いながら少人数制でローカルベンチャーラボのメンターの活動拠点を訪ねるフィールドワークがスタートしました! 今回は、島根県雲南市のフィールドワークをご紹介します。

島根県東部、松江や出雲に接する位置にあり東京23区と同じ広さに36,000人が住む雲南市は、平成16年に6町村の合併により誕生しました。日本古来の製鉄法「たたら製鉄」の中心地であり、スサノヲノミコトやヤマタノオロチなど、神話の舞台でもある地域です。


子ども、若者、大人、企業によるチャレンジの生態系「ソーシャルチャレンジバレー」を標榜し、これまでに地域課題の解決策を考え実践したことがある高校3年生の割合が70.8%、ふるさとが好きという高校3年生が92.7%という調査結果が出ています。地域を学びの場とした「雲南コミュニティキャンパス」では、約82大学の学生が学び合い、企業チャレンジの連携協定も10社にも至っています。市内に30ある地域自主組織でも15歳以上の全住民アンケートをもとに住民自身が地区振興計画をつくり、自治の実践を重ねていました。


行政が運営する地域課題解決型人材育成のプログラム「幸雲南塾」からは、コミュニティナースや、買い物リハビリの光プロジェクトなど、全国展開し大企業連携が進んでいる事業も生まれ、日本で最も小さなコミュニティ財団や、SIBモデルに挑戦中の地域おせっかい会議スペシャルチャレンジなど、市民の一歩目を支える仕組みも始まっています。こうした住民自治が注目される島根県雲南市では、これまで支援される側と思われていた人たちが、他の誰かのために力を発揮し始め、贈与/貨幣両面の経済的な動きにつながっています。

フィールドワークでは、いかに地域にチャレンジを後押しする風土をつくり、一人ひとりの願いを形にし事業をつくっていくか、体感し思考を深める3日間となりました!