EVENT/REPORTLOCAL VENTURE LAB 22.07.25

研究プロジェクト「森あそびラボ」で、島根県雲南市のフィールドワークを実施しました

ローカルベンチャーラボ2022では、地方と里山の持続可能性を高めるために森林空間活用で人と経済の循環する仕組みづくりの実験を行う「森あそびラボ」と名付けた研究プロジェクトを進めています。

参画しているのは、島根県雲南市を中心に、北海道厚真町、愛媛県久万高原町、岡山県西粟倉村の4自治体に、全国から数企業、ローカルベンチャーラボ現役生に修了生など多数。7月には島根県雲南市に日本各地から森林体験プログラムに関心のある10名が集まり、フィールドワークを実施しました! 今回、参加者であるローカルベンチャーラボ3期生の玉田勝司(近畿日本ツーリスト)がレポートさせていただきます。

1日目は、雲南の「森遊びプレーヤー」たちの元に訪問し、里山の自然環境や田園景観、古民家などを活用して地域外からの来訪者を呼び込んだ多様な交流事業を行っている「里山照らし隊」に、ユニークな炭蓄電池の取り組みについてお話を伺うことに。また、みつばち目線の森づくりや地域史についても貴重なお話を伺いました。

2日目午前中は、雲南が誇るお宝「たたら製鉄」をテーマに、日本で唯一現存する菅谷たたらを視察し、その後たたらを通して室町時代から循環型の経済を作り上げ、これからの「未来に残すべき山林」の共生型事業を展開する株式会社田部(たなべたたらの里)の取り組みのお話を伺いました。


午後からは雲南市役所に場所を移し、市の脱炭素チームの皆さんとの意見交換を行いました。
今回は雲南ワーケーション企画を11月に実施するための準備という意味合いもあったのですが、どの訪問先の取り組みも面白く大変学び多く、濃厚な2日間となりました。

参加者からは、

・実際に森に入り、足ものと感覚や匂いなど五感で感じたことが強く印象に残っている

・ヤマタノオロチやスサノオノミコトなど日本神話の伝承を誇りとして、地元愛が凄い

・地域の取り組みやお宝は、地域の人を介して見ることでその魅力が格段にアップするので、最初にギュッとインプットがあるといい

・森林をフィールドに親子でのワーケーションや教育プログラムの展開について

・ワーケーションに行く先を選ぶ基準は、家族で滞在できる環境かどうかも重要

などなど、沢山の意見が出てきました。

森遊びラボではこれからも、7月末の西粟倉での個別戦略会議や白馬・郡上八幡の先進地域視察などを通して知見を深めると共に、森林を介して人と資本が循環できる仕組み作りを展開していきます。

最後に、面白い人たちと面白い地域を訪問し、面白いプレーヤーの取り組みを学んだ雲南でのフィールドワークほんとに楽しかったです!お世話になった雲南の皆さんありがとうございました!

レポート:玉田 勝司(近畿日本ツーリスト、ローカルベンチャーラボ3期生)