土着型SDGsビジネス
テーマラボ

「新しい経済社会システムへのチャレンジがあふれる地域の仕組みを学ぶ」

誰も取り残されない社会を目指した世界的な誓いである『SDGs』。普遍的な目標であるがゆえに、世界規模の取り組みという印象を持ちますが、足元にある日本の地域に改めて目を向けると、すでにSDGsのメッセージでもある「経済・社会・環境の『統合的解決』」によるチャレンジを実践する事例が、全国各地に生まれてきています。このようなチャレンジは、日本の地域が、世界でも類を見ない水準で人口減少・高齢化が進む「課題先進地域」となっているからこそ生まれた、とも言えるでしょう。

例えば、徳島県上勝町で葉っぱビジネスに取り組む「いろどり」は、地域資源である葉っぱを活用して年商2億6千万円をあげる経済効果をあげつつ、高齢者の生きがいづくりや、予防医療としての側面も持ち合わせています。ゴミ処理場が無いという地域の事情が産み出した、住民を巻き込んだゼロ・ウェイストの取り組みは、世界的にも注目を浴びています。 また、北海道下川町では、地域内の熱エネルギーを石油由来のものから木質由来のものへと変えていくことで、環境負荷の低減だけでなく、資金流出を減らすことによる雇用創出・産業創造や、エネルギーインフラのレジリエンス向上にもつなげています。
このように、地域の課題解決を、地域における環境資本(自然)、経済資本(お金)、社会資本(人のつながり・文化)といった、その土地に根ざした資本を活用しながら、統合的かつユニークなアプローチで取り組んでいくSDGs的なチャレンジが生まれている地域の現場に伺い、学びます。

このテーマラボでは、このような地域へのフィールドワークや、同じ志を有する仲間同士でのブラッシュアップを通じて、これからの10年に向けて、あるべき社会経済システムを構想します。SDGsを踏まえて地域の取り組みを深く理解しつつ、企業、行政、市民といったセクターを超えた視座を持ちながら、自分自身が地域にどのようなアクションを起こしていくのかを考え実践していきます。

最前線で挑み続ける
ファシリテーター&メンターから学びとる!

受講中はローカルでの経験豊富なファシリテーターが伴走し、一貫してきめ細かくサポート。各テーマ領域で活躍する先輩起業家をメンターとして招き、座学では得られない実践的なカリキュラムを交えながら、ビジネスプランを一緒に練りあげていきます。

ファシリテーター

中立的な立場から活動の支援、進行やセッティングなどを担当します。

麻生 翼

MESSAGE ローカルベンチャーラボの半年間は、自分自身のやりたいことやありたい姿を素直に受け入れ、地域で求められていることを体感して見抜き、事業としてまとめ上げ実践を積みかせてねていく、そのプロセスを愚直に繰り返していくことになります。そのために必要な、「切磋琢磨できる仲間」「濃いフィールドワーク」「経験豊富で多様なファシリテーター・メンター陣」を集中的に手にできるのが、ローカルベンチャーラボの最大の魅力だと思います。 半年間はあっという間です。実験の場であるラボで、失敗を恐れずにどんどん試して欲しいと思います。地域で日々奮闘する1人の人間として、みなさんと6ヶ月間ご一緒できることを、楽しみにしています。後から振り返って、あの半年間がきっかけだったと思えるような時間をつくり出していきましょう。

メンター

広石 拓司

MESSAGE 国連で採択されたSDGsというと、一見、地域とは縁遠いものに感じるかもしれません。しかし、SDGsの本質は「誰一人取り残されない持続可能な世界」を作り出すことにあります。地方の村での問題も、都心の大企業での問題も、途上国での問題も、別々のものではなく、共通の背景があるのではないか? その問題を起こしている経済社会システムのどこをどう変えると、持続可能な地域やビジネスを実現できるのだろうか? そのような問いを持つ人にとって、チャンスが数多くあるのがSDGsの時代です。会議室でのビジネスの議論、地域で閉じた活性化の議論に留まらず、視座を高く、これからの10年を構想したい人の参画をお待ちしています。

メンター

横石 知二

MESSAGE 「地域おこしをする」「環境を守る」ということは、そこに住む人ひとりひとりに「居場所」と「出番」があれば、地域が元気になり、環境が守れるのではないかと思います。地域活性化を目的にするのではなく、自分がやりたいことを見つける。その舞台がどこにあるか・・・。地方には、埋もれた宝が足元にたくさんあります。それを掘り起こすことができるのは、外の人なのです。葉っぱは、どこにでもあります。しかし田舎だからこそ色合いの良いものができるんですよ。どうすれば地域の資源を見つけることができるのか、ビジネスとして成功させるには、地域の人を主役にするには、どうすればいいのかなど、公開されていない実践術をお楽しみに・・・。

シラバス

目指す姿

・その土地の特色を生かしながら、どのように持続可能な地域に向けて取り組んでいるのか、高い視座から地域を俯瞰する視点が身についている。
・自治体や地域住民、企業など、異なる背景をもつステークホルダーが協働関係を築くために必要なものは何かを理解している。
・起業や新規事業に向けた、具体的な行動計画が見えている。

スケジュール

事前課題 ・参考資料を読む。
・「なぜこのラボに参加するのか。何を学びたいのか。」「ラボ修了時にどういう状態になっていたいのか。」について、初回のチームワークショップまでにご自身の中でよく考えてきてください。
開校式
6/1-2(土日)
ローカルベンチャーラボ全体での開校記念イベント
・視座を高めこれからの半年間への熱量を高める(基調講演、実践者によるパネルディスカッション)
・ラボのコミュニティづくりのための相互理解・交流の機会(チームビルティングセッション、交流会など)
第1回
6/2(日)13:00~16:00
チームワークショップ:(都内)
『SDGs時代の事業構想とチームビルディング』
・『SDGs時代の事業構想(広石氏講義)』。取り組むテーマについての理解を深める。
・6ヶ月間、ともに走り刺激しあう仲間とのチームビルディング。
・どんな想いをもって何をやりたいのか、また6か月後にどんな状態になっていたいのか。自らの想いを発表するととに、仲間の想いも理解する。
第2回
7/13-14(土日)
フィールドワーク①:『北海道下川町』(1泊2日)
・循環型の森林経営やゼロエミッションの木材加工、エネルギー自給の取り組みについて視察する。
・自治体や企業、町民が目標達成に向けてどのうように協働しているのか、役割分担とつながり方について学ぶ。
・フィールドワークから何を学んだかチームで振り返りながら、学びをどう自分のアイデアに活かしていくか、メンターやファシリテーターとともにアイデアをブラッシュアップしていきます。
第3回
8月
事業ブラッシュアップ①:
・中間ラボでの学びをへて、改めて各自練り上げてきたアイデアをチームへ共有。
・アイデアがよりよくなるために、リサーチやプレマーケティングの観点からもっとどんなことができるのか、メンター・ファシリテーター・仲間のラボ生からアイデアをもらっていきます。
・次回事業ブラッシュアップまでの具体的な行動計画を決めていきます。
※日程は参加者決定後、皆さんが集まりやすい日で調整していきます。
中間ラボ
8/24(土)
合同ゼミを開催:
・3か月間の活動報告と振り返り。
・他ラボ生とのディスカッションを通して、新たなアイデアや今後の活動のヒントを得る。
第4回
9月の土日で調整中
フィールドワーク②:『徳島県上勝町』(1泊2日)
・ゼロ・ウェイストや葉っぱビジネスの現場視察や町での実践者の話を通じて、循環型社会の実現に向けた上勝町の取り組みや仕組みについて学ぶ。
・フィールドワークから何を学んだかチームで振り返りながら、学びをどう自分のアイデアに活かしていくか、メンターやファシリテーターとともにアイデアをブラッシュアップしていきます。
第5回
10月
事業ブラッシュアップ②:
・1か月間の現場での活動をへて、何ができて何ができなかったのか、またそれはなぜか、丁寧に振り返りチームへ共有。
・実際に活動をしてみて感じた課題に対するアドバイスやアイデアを、メンター・ファシリテーター・仲間のラボ生からもらいます。
・次回事業ブラッシュアップまでの具体的な行動計画を決めていきます。
※日程は参加者決定後、皆さんが集まりやすい日で調整していきます。
第6回
11月
事業ブラッシュアップ③:
・1か月間の現場での活動をへて、何ができて何ができなかったのか、またそれはなぜか、丁寧に振り返りチームへ共有。
・実際に活動をしてみて感じた課題に対するアドバイスやアイデアを、メンター・ファシリテーター・仲間のラボ生からもらいます。
・最終報告に向けて、ラボ修了後の行動計画をつくっていきます。
※日程は参加者決定後、皆さんが集まりやすい日で調整していきます。
デモデイ 12/14-15(土日) プランの最終発表の場
資料 ・「ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ コレクティブな協働なら解決できる! SDGs時代の複雑な社会問題」(佐藤真久×広石拓司 著)
・「地元経済を創りなおす――分析・診断・対策」 (枝廣淳子著)
・「そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生」(横石知二 著)
参加上の注意 全6回を通してつながりのあるコースのため、すべての回に参加することが望ましい。

参考書・資料

受講開始後にお伝えします。

参加上の注意

全6回を通してつながりのあるコースのため、すべての回に参加することが望ましい。 座学だけではなく、実際に現場に多く入るため、参加費以外に少し資金がかかります。

募集要項

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「特別講義」を随時開催

テーマラボ横断で、さまざまな領域の最前線で活躍するゲストから、ローカルベンチャーの一歩先を学ぶ場。講演形式、ワークショップ形式など多様なスタイルで、地域で挑戦する可能性を広げていきます。

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