地域特性・対象・ニーズに合わせた、
地域×教育の持続可能な事業モデルを探求する
教育現場には様々な課題があり、教育の分野で新事業を創りたいというプレーヤーは多い。しかし、どのような対象・領域でどのような変化を生み出したいのかが抽象的で、事業目的の明確化まで至っていない人も少なくない。インパクトのある教育事業を各地で生み出していくためには、この20年間に生まれた先行事例を学び、まとめ、可視化することで、それらの手法のメリットやデメリットを整理して理解することが必要である。地域の教育の未来を創る上での創造的な「守破離」を目指す。
テーマオーナーと共にチームを作り、当事者となり実践度高くテーマ探求をすすめます。またローカルでの経験豊富で各領域で活躍する先輩起業家をメンターとして招き、専門的な知見を入れることで、視座高く議論を行います。
田中 貴大
pangaea,LLC(合同会社パンゲア)/NPO法人Compassion/TCS認定コーチ
1992年神奈川県平塚市生まれ。都留文科大学社会学科卒業。大学卒業後、小学校教師の道へ。1年間神奈川県内で小学校教師をした後、3年間シンガポール日本人学校に勤める。教師生活の4年間では一貫して、子どもが自分の意思で選択し、行動することのできる教育環境作りを何よりも大切にする。その一方で、そうした教育環境の実現は教師の力量に左右されているという学校の現状に問題意識をもつようになる。その解決には子どもと関わる大人のコミュニケーションスキルと、学校内外の教育活動の連携が鍵となると考え、帰国後はそれらを軸に複数の活動拠点を持ちながらにて修学旅行プログラムの開発や、コーチングスキルの教授、応用スポーツ心理学を元にした教育プログラムの提供など幅広く教育活動に関わる。
毛受 芳高
一般社団法人アスバシ代表理事/NPO法人アスクネット創業者・顧問
名古屋大学大学院修了。在学中に、若者が夢や目標、アイデンティティを持てない日本の教育に危機感をもち、卒業後にNPO法人アスクネットを創設。学校と地域の間をつなぎ、キャリア教育などの教育プログラムを学校で実施する「教育コーディネート」を全国に先駆け事業化。2007年より、経済産業省のキャリア教育推進の中心となり、全国へと波及させ、キャリア教育コーディネーターの認定制度へとつなげる役割を担った。内閣府「キャリア教育等に係る有識者との懇談会」、愛知県「産業人材育成推進協議会」など、政府の諮問委員会を歴任。現在は、愛知県内の公立私立35の高校にて、2000名を超える高校生のインターンシップを普及している他、新しい時代に必要な高卒就職の新しい形「高卒プロフェッショナルキャリア」を提唱し、推進している
【ラボ全体として】
・ラボ生・ラボOBOG生で、テーマに取り組むうえでの下地と、チームとしてのアウトプットに貢献する意欲がある。
【プロジェクト独自】
地域で何らかの教育事業を考えている/携わっている人
※第1回の毛受の講義参加を推奨(講義自体が研究プロジェクトの土台をシェアする内容となっているため)
それぞれの参加者が、①自身の事業で対象とする分野・生み出したい価値を明確化する。②様々な事業モデルを分析する中で、自身の地域において生み出せる持続可能な事業収益モデルに対して仮説を持つことが出来る。
募集期間:2020年5月1日~5月31日
実施期間:2020年6月~12月
事前課題 | どの領域でどんなところに課題意識があるかをまとめてくる。 |
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① |
ラボ全体カリキュラム インプット編 |
② |
自己紹介/関わりたい領域のシェア・ディスカッション |
③ |
ゲストセッション①( 地域教育領域より) |
④ |
ゲストセッション②( 地域教育領域より) |
⑤ |
ゲストセッション③( 地域教育領域より) |
⑥ |
ゲストセッション④( 地域教育領域より) |
デモデイ |
研究成果の発表 |
⑦ |
全体振り返り |
社会状況上での判断になりますが、現場での活動が入る場合は、旅費交通費等は別途かかります。